-1024x576.jpg)
こんにちは、AI たろうです!
今回は、Midjourney v7の注目の新機能「OmniReference(オムニリファレンス)」について解説します。
AIで絵本やイラスト、アニメを作っている方にとっては、表現の幅がぐんと広がるうれしいアップデートです。
公式AIたろうLINEにまだご登録でない方へ
AIクリエイティブを“いますぐ”始められる教材を全て無料でプレゼント!

OmniReferenceって何がすごいの?
簡単に言うと「画像を参照して、そのイメージに近い新しい絵を作る機能」です。
Midjourneyではもともと--cref
(キャラクターリファレンス)機能がありましたが、これは基本的に“キャラ”を再現するのがメインの機能でした。
でも、OmniReferenceは、
キャラクターに限らず人物、物、小物まで再現できるようになり、さらにその質、精度が上がりました!
OmniReferenceの基本的な使い方
【ステップ①】参照したい画像を用意する
まずは、使いたい画像を1枚準備します。
参照したい画像をMidjourneyのプロンプト欄の「OmniReference」にドラッグ&ドロップすれば、参照画像として設定できます。
【ステップ②】OmniReferenceの強さ(ウェイト)を設定する
画像をアップすると、左側に丸いボタンが出てきます。
これをクリックすると、OmniReferenceの参照の強さ(Omni Strength)を設定できます。
💡 補足:ウェイトを変えるとどうなる?
同じ画像・同じプロンプトでも、OmniReferenceのウェイト(強さ)によって生成結果が変わります。
Omni Strength値 | 特徴 |
---|---|
100(デフォルト) | 自然な雰囲気。違和感が少ない |
400前後 | 一貫性が高まり、キャラ再現に強くなる(おすすめ) |
700〜1000 | キャラはより似るが、AIっぽさが出ることも |
※「100〜400」くらいが自然でおすすめ。上げすぎると絵のタッチがAIっぽくなることも。
💡ウェイトを下げるのはどんな時?
OmniReferenceの「ウェイト(参照度)」は、画像をどれくらい忠実に再現するかを調整できます。
下げる(=画像からの影響を弱くする)のが効果的なのは、こんな時です:
○元の絵の雰囲気を少しだけ取り入れたいとき
たとえば、「キャラの面影を残しつつ、アニメ風にしたい」など、絵柄を変えたい時に便利です。
○新しいスタイルや構図に挑戦したいとき
ウェイトが高いと元の絵柄に縛られますが、下げると自由度がアップ!絵のタッチや構図を変えるのに向いています。
ポイントは、「どこまで元画像に似せたいか?」に合わせて調整すること。
忠実に再現したい時は高め、アレンジしたい時は低めにするのがコツです。
【ステップ③】プロンプトを書く
参照する画像の特徴を簡潔にテキストでプロンプトに書きます。
【ステップ④】画像を生成!
すべて準備できたら、Enterキーを押して生成スタート!
同じキャラクターの雰囲気や服装、小物がしっかり引き継がれたイラストが4枚出力されます。
他のパラメーターと組み合わせて、もっと理想に近づける!
OmniReference(オムニリファレンス)は、画像の雰囲気や要素を参照できるだけでなく、他のパラメーターと組み合わせることで、さらに精度を高めたり、AIっぽさを抑えたりすることができます。
--stylize
(スタイライズ)
アート性・芸術性を調整するパラメーター。
値は 0〜1000
の間で指定できます。
- 数値を高くすると:アーティスティックな雰囲気に
- 低くすると:よりシンプルで装飾の少ない絵柄に
--exp
(エクスペリエンス)
Midjourney v7で登場したディテール調整用の新パラメーター。0〜100
の数値で、数値が高いほど細部の精度がアップします。
--exp 100
:より緻密な仕上がりに
【応用】OmniReferenceでアニメキャラの一貫性ある再現をする方法
Midjourneyって、アニメキャラとか日本っぽい“ゆるい”タッチをそろえて出すのがけっこう難しかったんですよね。
でもOmniReferenceを使うと、その再現がかなりしやすくなってきたので、今回はそのやり方をシェアします!
手順
- 再現したい画像を「describe」し、プロンプトに使う。
Midjourneyが提案するプロンプトをそのまま使ってもOK。もしくは、自分で内容を見ながらタッチや特徴を補足して使います。 - Style ReferenceとOmniReferenceの併用
Style Reference(全体の雰囲気)とOmniReference(キャラの特徴)両方で画像を参照。
OmniReference(キャラの特徴)のウェイト(Omni Strength)は400。 - 画像生成
→ キャラクターの再現性が安定!
【応用】OmniReferenceでキャラクターを動かす方法
キャラクターを安定して再現できるようになったら、
「次はこのキャラに動きをつけてみたい!」って思いますよね。
ここでは、キャラクターを“動かす”ためのコツをシェアします。
プロンプトのポイント
動作をしっかり詳しく書くのがコツです。
たとえば「走る」だけじゃなく、running, moving sideways, lifting arm
など、複数の動作ワードを入れて具体的に!
OmniReference
--ow 400
(ウェイトは少し強めで安定感を)
Style Reference
--sw 50
(ちょっと緩めにして、動きの自由度を上げる)
注意点
「怒ってる」「踊る」みたいな感情表現や抽象的な動きは、まだ完全には再現しにくい印象です。
でも、工夫次第では「ちょっとそれっぽく見える」レベルまでは持っていけることも!
まとめ:OmniReferenceで“作りたい”がもっと叶う!
Midjourney v7のOmniReferenceは、キャラクターの一貫性や動作の再現を大きく進化させてくれる機能です。
これまで難しかった“同じキャラを違うポーズで描く”“同じタッチでいろんな動きをさせる”といったことも、
プロンプトやウェイト調整、リファレンスの使い方次第でかなり再現しやすくなりました。
特に、絵本やアニメーションなど「ストーリーのあるビジュアル」を作る方にとっては心強いアップデート!
OmniReference × Style Reference × プロンプトの工夫で、
AIでもキャラクターの“世界観”を大切にした創作がもっと楽しめそうです◎
もっと詳しい操作方法や実際の画面を見たい方は、この内容をYouTubeでわかりやすく解説しています!
設定の流れや使い方を画面で見ながらチェックしたい方は、ぜひ動画もあわせてご覧くださいね!
AIをしっかり学び活用したい方へ
私が運営している 「AIたろうオンラインスクール」 では、
Midjourneyを使ったキャラクター制作や、AI絵本・アニメーション制作のコツを初心者向けに丁寧に解説しています。
- Midjourneyで同じキャラを安定して作りたい
- AIで絵本やアニメを作ってみたい
- SNSやKindleで作品を公開してみたい
そんな方に向けて楽しく学べる講座を開講中です。
LINE登録で特典プレゼント中!
公式AIたろうLINEにまだご登録でない方へ
AIクリエイティブを“いますぐ”始められる教材を全て無料でプレゼント!

コメント